塗装には種類があって 2コートパールと3コートパールとか
説明するには多すぎるほど、いろんな種類があります。
2コートより3コートの方が塗装の工程が多く費用がかかってしまいます。
なのでぶつけたりして修理しないと、ダメになった場合
かなりの費用がかかってくるというのと、塗装済みのバンパーでも
安くはなく、びっくりする金額になるケースもあります。。
最近は少なくなりましたが、キャンディレッドとか
R33GT-Rのミッドナイトパープルとかも3コートだったと思います。
このような塗装をするとなると板金職人の腕で塗装の載りがだいぶ変わります。
塗装の出来は下地で決まるといってもいいと思います。
ここで一番重要なのは、どんないい材料を使ってきれいに仕上げても
下地がきっちり塗れていないと、見た目が全く良くならないということです。
なので、下地だから、適当でいいやというような板金屋はキレイな仕上げには
なりません。直す場所によって変わってきますが、特に目立つ場所、
外板のパネルやバンパー、ガーニッシュなどは特に気を使って塗らないと
すぐ手抜きだなーと見破られてしまいます。
次に大事なのはどこを修理するかしっかり見極めるということです。
出来るだけ手間をかけず、早く修理をするべきではありますので、
磨いて取れる傷を見極め、それでダメならパテをつけるのか?
または穴が開いているのか?ということを見極めましょう。
もし、全体的に亀裂が多数あったり凹みすぎている場合は
部品交換を検討すべきだと思います。交換したほうが安かったりしますからね。
以上のことをしっかり出来たなら実際の作業に移ります。
つまり、ここまでは準備段階。やっと次が本番です!
かなり気が遠くなると思いませんか?こんな作業を
板金塗装の職人さんは毎日やっていると思うと関心しますよね。
今回は準備段階までのことを学んで頂けたかと思いますので、
次回は本番に移ります!ここで諦めたらキレイな板金修理は
出来ませんから、根気よくやっていきましょう!